三菱UFJでは今後、仮想通貨とどのように関わっていくのか?

三菱UFJ銀行といえば、日本を代表するメガバンクの一行です。
現在は仮想通貨の普及も広がり、銀行としてもどのように関わっていくかというスタンスが大切になっています。
三菱UFJでは、今後、仮想通貨とどのように関わっていくのでしょうか?

三菱UFJが関わっている仮想通貨

仮想通貨というのは数えきれないほどの種類がありますが、その中でも銀行との関りが最も深いものといえばリップルでしょう。
リップルの送金システムについては多くの銀行から注目を集めていて、多くの銀行で国際送金に使えるかテストを行っていました。
その中には日本の銀行も含まれており、メガバンクだけではなく地方銀行も、リップルのネットワークに参加する事を表明していました。
三菱UFJ銀行もそのうちの一行で、2018年5月には実際にタイからシンガポールへと送金する実験を行っています。
なぜ三菱UFJ銀行が仮想通貨に注目しているのでしょうか?
これまで、国際送金や決済といった業務は銀行の領分でした。
しかし仮想通貨が国際送金、または決済の方法として利用されるようになると、銀行の業務はこれまで通りとはいかなくなります。
その為、対処する方法として銀行は、仮想通貨を自分たちでも活用する道を選びました。
もしも、三菱UFJ銀行が行っている仮想通貨の実験が成功した場合、これまでの国際送金においては常識だった送金の処理に日数がかかる、手数料が高いといった点は覆される事となり、安い手数料ですぐに送金が可能となります。
国際送金が手軽で、もっと身近なものとなっていくのです。
その時に銀行を通さないシステムが構築されてしまうと、銀行の立場が危うくなるでしょう。

三菱UFJでは独自の仮想通貨も開発している

三菱UFJ銀行を傘下に持つ三菱UFJフィナンシャル・グループでは、独自の仮想通貨の開発も行っています。
まだ実験段階ですが、三菱UFJでは取引をする為の取引所の開設を進めているので、そちらの開設を終えた際に流通が始まる事になるでしょう。
MUFGコインは、法定通貨に対して一定の割合で値動きをするように調整されるペッグ通貨です。
その為、1単位あたり約1円の価値を常に持つ事になります。
多少前後する事はあっても大きく乖離する事はない為、値動きはほぼないと思っていいでしょう。
現金の代わりに決済する事を想定して開発されているので、レートが上下してしまうと使いにくいのです。
仮想通貨による決済には、ブロックチェーンを利用して取引が行われる為、取引の記録を残しやすいというメリットがあります。
また、将来的には取引記録以外の情報もブロックチェーン経由してやり取りできる、カラードコインと呼ばれる機能も搭載する予定となっています。
そうした機能を搭載する事で、情報管理システムとしても活用される可能性もあります。
なぜ独自の仮想通貨を発行するのかといえば、仮想通貨はまだ通過に比べ信頼性が低い為、三菱UFJという後ろ盾を持った信頼できる仮想通貨でなければ安心して取引が行えない、という理由があります。
仮想通貨は物質としてあるものではないので、いわば究極の信用貨幣です。
その為、信頼性というは非常に大切なものとなるでしょう。

まとめ

三菱UFJフィナンシャル・グループが開発している仮想通貨は、仮想通貨が持つ送金の速さや手数料の安さなど、多くの利点を銀行サービスに取り込む事ができるでしょう。
三菱UFJ銀行以外のメガバンクでも順次仮想通貨の開発を進めており、これからは銀行が仮想通貨を引っ張っていくようになるかも知れません。
将来的には、電子マネーの代わりにMUFGコインを利用して決済をする未来が訪れるでしょうし、十分にその状況が予測されます。
今後の動向に注目です。