仮想通貨の送金フローはとてもシンプル?~送金フローの違い~

仮想通貨は、その利用法として国際送金への利用がよく挙げられます。
しかし、仮想通貨による国際送金の送金フローは、これまでの国際送金とそれほど異なるのでしょうか?

従来の国際送金における送金フローは?

これまでの国際送金では、かなり複雑な送金フローとなっていました。
フローとしては、まず銀行に海外送金の依頼をし、それから送金額を支払います。
このとき、送金先の銀行がある国の通貨に両替する必要があるため、両替手数料が必要です。それに加えて海外送金手数料を支払います。
送金資金を決済して、送金依頼が完了します。
しかし大変なのはここからです。
まず、全ての国の銀行が海外送金に対応できる訳ではありません。
特に小さな国の銀行は、送金のためのネットワークがつながっているのはごくわずかです。そのため、送金先の銀行とネットワークがある銀行をたどり、数ヶ所の銀行を経由する事になる場合も少なくありません。
複数の銀行を経由するという事は、その都度送金手数料がかかるという事になります。
また、各銀行で送金処理がされるので、時間もかかります。
送金を依頼する銀行によってネットワークがつながっている銀行が異なるため、送金手数料や必要な日数も異なってきます。
このように、従来の国際送金は非常に効率が悪いものでした。
それでは仮想通貨を利用した場合の送金フローはどうなるでしょうか?

仮想通貨を利用した場合の国際送金の送金フロー

仮想通貨を利用した送金フローは、受取先がどのような形で受け取るのかによって少々異なってきます。
例えば最もシンプルなのが、受取先が仮想通貨で受け取る事を了承している場合です。
その場合は、まず送金する金額分の仮想通貨を購入します。
そして受取先のウォレットへと送金すれば完了となります。
これが銀行口座に入金する必要がある場合は、少々手間が増えます。
仮想通貨を購入するところまでは同じですが、その仮想通貨を現地の通貨に両替して口座に入れなければいけないので、送金業者に依頼するか、銀行口座への入金ができる仮想通貨を利用しなければいけません。
しかし、たとえ送金業者に依頼する必要があったとしても、仮想通貨を利用した場合の送金フローは、銀行と比較して非常にシンプルなものとなっています。
途中で経由する銀行などもなく、ほぼ直接送金できる事で、送金の処理にかかる時間が大幅に短縮できます。
また、何度も送金処理をする際に起こりやすい処理のミスなども、まず起こる事がないので安心して送金できるのです。
これは、海外のサイトなどで買い物をした場合も同じで、仮想通貨による支払いが可能であれば送金フローはかなりシンプルになります。
例えば、これまでは買い物をした後にその代金分を現地通貨に両替して、銀行口座に送金しなければいけませんでした。
しかし仮想通貨での支払いができる場合は、送金フローは代金分の仮想通貨を相手のウォレットへと送金するだけで完了となります。
このように、仮想通貨を利用して送金する事で、送金フローをシンプルなものにする事ができるのです。

まとめ

これまでの国際送金というのは非常に時間とコストがかかるものでしたが、仮想通貨を利用する事でその時間やコストを削減する事ができ、送金フローもシンプルなものになります。
特に海外のショッピングサイトで買い物をした場合、その代金を支払うのに仮想通貨が選択できるようなら、送金フローは非常に簡単です。
最近はビットコインやイーサなど、代表的な仮想通貨であれば支払いを受け入れているところも徐々に増えてきたので、ショッピングの際には支払い方法についてよく確認してみましょう。
仮想通貨によって送金フローが簡単になる事で、今後の国際送金はもっと身近なものとなっていく事が予測されます。