AMEXとリップルが提携!その影響はどうなる?~今後の展望~

2017年11月に、AMEXとリップルが提携して、決済システムを共同開発する事が発表されました。
そして2018年になり、AMEXとリップルの結びつきはますます強くなっています。
具体的にはどのよう提携を行っているのでしょうか?

・これまでのAMEXとリップルとの提携

AMEXは、アメリカンエクスプレスという大手クレジット会社として有名です。
このAMEXとリップルは、2017年11月に初めて提携を発表しました。
その時は、リップルネットワークを利用した国際送金についての業務提携を結ぶと共に、ブロックチェーンを利用した決済システムの共同開発を進めている、という内容でした。このシステムはすでに稼働していて、イギリスのサンタンデール銀行とも協力してアメリカの企業からイギリスへの送金を行う際に利用されていました。

AMEXとの提携というニュースを受けて、当時リップルの相場は30%以上の急騰を見せています。それまでも多くの銀行との提携や、ネットワークへの参加表明がありました。しかし、銀行とは異なるクレジットカード会社、それも大手であるAMEXがリップルとの提携を表明するという事は、それだけ投資家に衝撃を与える事になったのです。
なぜ、AMEXとリップルが提携するという事にそれだけの影響力があったのでしょうか?その理由として、AMEXの業務内容があります。

AMEXことアメリカンエクスプレスは、アメリカを中心としてヨーロッパや日本など、世界中でクレジットカードが使われています。
しかしそれ以外にも、トラベラーズチェックや旅行代理業などの旅行関連の業務、および投資信託や金融商品などを取り扱う、プライベートバンクとしても業務を行っています。
AMEXの業務内容は単なるクレジットカードに収まらないので、AMEXとリップルが提携した事で多くのユースケースが生まれる事につながっていくという期待もある為、AMEXとリップルの提携にはこれだけの影響が生まれたと考えられます。

・最近のAMEXとリップルの動き

AMEXではリップルと業務提携して、リップルを利用した即時支払いシステムの実装を目指していましたが、2018年1月にとうとう実現しました。
クレジットカードは、例えば日本人がアメリカで何かを購入する際に、クレジットカード対応の店舗であればカード決済が可能です。
しかし、アメリカで購入した以上はアメリカドルで支払った事となりますが、実際にクレジットカード会社から請求されるのは日本円です。
そしてクレジットカード会社は、アメリカドルに両替してその店舗へと代金を支払う事になります。
このとき、アメリカの店舗に代金を支払う際には、国際送金が必要となります。
これまでの国際送金は、銀行に依頼して行う為国際送金手数料が高く、また時間もかかるものでした。
AMEXはこの国際送金にリップルを利用する事で、支払いまでの時間を短縮し、コストの削減も可能となりました。
ただし、現状としてはAMEXのFX International Paymentsでの支払いにだけリップルネットワークが利用されます。
その結果に問題がなければ、AMEXが扱っている多くの分野にリップルネットワークが利用される事になるでしょう。
また、リップルネットワークを利用して決済を行うという事は、そのブロックチェーン上に世界中の決済データが記録される事になります。
ブロックチェーンは改ざんが実質不可能なので、安全に決済記録を保管する事ができます。
今後、リップルはクレジットカード会社からの注目を集めていくでしょう。
AMEXはその先駆けとして、一歩先んじた事になるでしょう。

・まとめ

AMEXとリップルは、クレジットカード会社における国際決済に新たな方法を生み出しました。
これから国際決済における手数料の削減や、決済にかかる時間の減少など、多くの利点を生み出していくでしょう。